医薬経済オンライン

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女子医大を破壊した岩本容疑者「底なしの疑惑」

険しき再生の道、呪縛からの解放が試金石

2025年2月1日号

警視庁捜査二課に逮捕された岩本絹子容疑者(撮影:岩澤倫彦事務所)  警視庁に連行される車の中で、カメラの一斉フラッシュを浴びた「女帝」は、目を見開き怯えた表情を浮かべた。かつての傲慢不遜な面影はどこにもない。  1月13日、警視庁捜査二課は、東京女子医科大学の元理事長・岩本絹子容疑者(78)を背任容疑で逮捕した。新校舎の建設に伴い、業務実態がないのに建築アドバイザー名目で一級建築士の男に高額な報酬を支払い、女子医大に1億1700万円の損害を与えた疑いだ。    報酬の支払い期間は、18年7月から20年2月。背任罪の時効が1ヵ月後に迫る、ギリギリのタイミングだった。 警視庁捜査二課に逮捕された岩本絹子容疑者(撮影:岩澤倫彦事務所)  警視庁に連行される車の中で、カメラの一斉フラッシュを浴びた「女帝」は、目を見開き怯えた表情を浮かべた。かつての傲慢不遜な面影はどこにもない。  1月13日、警視庁捜査二課は、東京女子医科大学の元理事長・岩本絹子容疑者(78)を背任容疑で逮捕した。新校舎の建設に伴い、業務実態がないのに建築アドバイザー名目で一級建築士の男に高額な報酬を支払い、女子医大に1億1700万円の損害を与えた疑いだ。    報酬の支払い期間は、18年7月から20年2月。背任罪の時効が1ヵ月後に迫る、ギリギリのタイミングだった。

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